新着情報
研究会からのお知らせ
- 2012年3月で法政大学を退官される加太宏邦氏が、スイス関連の蔵書約2000冊を「スイス・ロマンド文化コレクション」という形で法政大学多摩キャンパス図書館に寄贈されました。研究会の皆様などにご利用して頂きたいそうです。
スイス大使館文化部からのお知らせ
会員の近刊論文・著書等
- 黒川祐子『絵とたどるモードの歴史』中央公論美術出版(11年12月)
- 田中俊之「15世紀体僕制紛争をめぐる都市・領主間の往復書簡-バーゼル農村邦国立公文
書館所蔵史料より
」『金沢大学歴史言語文化学系論集 史学・考古学篇』2号(10年3月)、143-178頁
- -「15世紀後半北西スイスのラント裁判史料(その1)-イムリ紛争:第1回公判、
第2回公判、第3回公判」『金沢大学歴史言語文化学系論集 史学・考古学篇』3号(11年3月)、165-256頁
- -「15世紀後半北西スイスにおける村落内紛争の解決と地域秩序の形成-ラント裁
判記録の分析から」『中・近世ヨーロッパにおけるコミュニケーションと紛争
・秩序
』(科研費補助金 基盤研究(A)<代表:服部良久>成果報告書一)
(11年3月)、87-94頁
- -「中世末期スイス北西部のラント裁判におけるコミュニケーション-イムリ紛争
に見る地域社会の自律性と秩序形成」『比較都市史研究』30巻1号(11年6月)、27-44頁
- -書評:服部良久著『アルプスの農民紛争-中・近世の地域公共性と国家』『西洋史学』
238号(10年9月)、73-76頁
- 黒沢隆文編訳『中立国スイスとナチズム』京都大学学術出版会(10年10月)
- 香田芳樹『マイスター・エックハルト 生涯と著作』創文社(11年2月)
- 森本慶太「両大戦間期スイスにおける観光業の危機と革新-ホテルプラン協同組合とマス・ツーリズム」『待兼山論叢』44(史学編)(10年12月)、61-85頁
- 資料:ピオ・カローニ(小沢奈々訳)「法史家の孤独」『慶應法学(慶應義塾大学法科大学院)』18号(11年1月)、227-250頁
- 尾崎麻弥子「スイス・フランス国境地域と第一次大戦」『國學院大學紀要』49(11年2月)、1-16頁
- 森田猛「精神史としてのブルクハルト史学-意識と歴史-」『弘前学院大学文学部紀要』47(11年3月)、21-78頁
- 増田美子編(黒川祐子・共著)『花嫁はなぜ顔を隠すのか』悠書館(10年5月)
- 森田猛「『ランケとブルクハルト』再論-普遍史をめぐって-」『文化史学』65号(09年11月)、299-319頁
- 同「ブルクハルト史学におけるヨーロッパ的なもの-歴史学教育の観点から」『弘前学院大学文学部紀要』46号(10年3月)、75-90頁
- 栁澤伸一「ドイツとスイスの宗教改革の断絶」『西南女学院大学大学紀要』14号(10年)、29-36頁
- 野々瀬浩司「ドイツ農民戦争と農奴制-その思想史的分析を中心として」『ヨーロピアン・グローバリゼーションと諸文化圏の変容研究プロジェクト報告書 Ⅲ』(東北学院大学)(10年3月)、252-266頁
- 岡村民夫「柳田国男のスイス-山、川、そして郊外」『季刊東北学』23号(10年5月)、128-172頁
- Nana Ozawa, Louis Adophe Bridel-Ein schweizer Professor an der juristischen Fakultat der Tokio Imperial University, Peter Lang, Frankfurt am Main, 2010
- スイス文学研究会訳『世界の教科書シリーズ スイスの歴史 スイス高校現代史教科書<中立国とナチズム>』明石書店(10年2月)
新刊書

会員の踊共二氏(武蔵大学人文学部教授)、岩井隆夫氏(長崎県立大学経済学部教授)が編集された論文集が刊行されました
踊共二、岩井隆夫[編]
『スイス史研究の新地平-都市・農村・国家』
昭和堂 2011年3月刊
定価(税込4725円)
ISBN978-4-8122-1076-5(4-8122-1076-3)
目次
はしがき
第1部 スイス史研究入門
- 第1章 スイスの形成と発展―中世から現代まで(踊共二)
- 第2章 スイス史研究の現状と展望(踊共二)
第2部 都市と農村
- 第1章 中世スイス都市の領域政策とツンフト―15世紀バーゼルの市民権獲得者リストを手がかりに(佐藤るみ子)
- 第2章 中世の農民反乱とスイス―ブントシュー運動をめぐって(前間良爾)
- 第3章 近世スイス農民のネットワーク―1653年の農民戦争とランツゲマインデの広域的連帯(岩井隆夫)
- 第4章 近代スイスの時計産業と部品製造業―18・19世紀のジュネーヴと周辺地域の事例(尾崎麻弥子)
- 第5章 住民総会とミリッツシステム―スイスの直接民主制の制度と現実(岡本三彦)
第3部 国家
- 第1章 15世紀北西スイスの都市・領主・農民―バーゼルの領域形成をめぐる権力関係(田中俊之)
- 第2章 近世スイスにおける領邦国家の形成―農民戦争期のシャフハウゼン(野々瀬浩司)
- 第3章 農民共和国の理念と現実―17世紀グラウビュンデンの場合(踊共二)
- 第4章 文芸共和国におけるスイス―ジュネーヴとその周辺(小林淑憲)
- 第5章 スイス人史家がみたヨーロッパ近代国家―ブルクハルトの講義を通して(森田猛)
- 第6章 近現代スイスの自治史と連邦制・直接民主制―ベルン市近代行政史とチューリヒ第二次合併の事例から(黒澤隆文)
- 第7章 現代スイスにおける国民の権利―連邦憲法における幻のイニシアティヴ制度(関根照彦)
あとがき

会員のロジャー・モッティーニ氏(早稲田大学、上智大学講師)が執筆され、代表の森田安一氏(日本女子大学名誉教授)が訳された『未知との遭遇 スイスと日本』が刊行されました
ロジャー・モッティーニ[著] 森田 安一 [訳]
『未知との遭遇 スイスと日本』
彩流社 2010年11月刊
定価(本体2500+税)
ISBN978-4-7791-1572-1 C0020
目次
第Ⅰ部 日本への長い道のり
- 1 ジパング―美化から啓蒙へ
- 2 閉じられた牡蠣の中―鎖国
- 3 スイス人の「血液貿易」と日本―スイス傭兵の日本小旅行
- 4 世界周航の途上で―長崎・出島を描いたスイス人
- 5 帝国主義時代―スイスと日本の出会った時代
- 6 牡蠣の殻はこじ開けられた―開国
第Ⅱ部 スイスと日本―相互発見
- 7 共和州瑞典―見知らぬ使節
- 8 アンベール氏の待ちに待った日―スイス使節団長の歩み
- 9 スイスにおける侍の沈黙―徳川使節団の旅
- 10 岩倉具視は一八七三年にリギ山で何を見たか―岩倉使節団の見たスイス
- 11 不思議な国・明治日本におけるスイス人―商人とお雇い外国人
- 12 ヌシャテル出身のスイス人が日本の歴史をつくる―ファーヴル‐ブラントと西郷
- 13 スイス人が見た日本人の風俗・習慣―ハラキリからアルプス登山まで
- 14 江戸から東京へ―消える伝統代
- 15 物事が異なった基準で動く―急速な近代化
- 16 日本におけるウィリアム・テル―自由民権運動
- 17 ソルフェリーノと薩摩―国際赤十字と博愛社
- 18 ゴリアテに向かうダビデ―日清戦争
- 19 着物姿のホドラー―「浮世絵」の衝撃
- 20 戦線のゲルチュ大佐―日露戦争
- 21 重い遺産―大帝国の幻想